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お悩み解決ANSER ヘアケア 髪のお話シリーズ

くせ毛の原因と改善方法

2016/11/18

日本人の7割はくせ毛と言われてます。

周りを見渡しても癖がない人って実はなかなかいません。

梅雨になると広がって大変....

前髪がハネちゃう...

サラサラのストレートになりたい...

など癖の悩みも様々です。

くせ毛には理由があります。

それにより多種多様な悩みが生まれます。

今回は

そんな癖の原因改善方法をご紹介します。

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大きく分けて先天的な癖と後天な癖に分類されます

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先天的な癖とは

生まれ持った遺伝による癖です。

これは両親の髪質が混ざり合って出来たものです。

これらの癖には2つの原因があります。

毛の断面の形

毛を一本を輪切りにし顕微鏡で見てみると分かるのですが

直毛の人が円型に対して癖の人は楕円型になってます。

楕円型だと真っ直ぐに支える力がなく曲がってしまう事で癖になります。

毛根や毛穴の歪み

以前の 髪は死んでる細胞?の記事でお伝えしましたが。

髪は毛根の奥の毛乳頭で生成され上に押し上げられ生えてゆきます。

毛根や毛穴が歪んでいる場合、髪が押し上げられる際に歪みに影響を及ぼし生えてくる時にはくせ毛となってしまいます。

後天的な癖とは

血行不良による毛乳頭への栄養不足

毛乳頭へ血液が運ばれ栄養となり細胞分裂を繰り返し髪は生成されます。

運ばれる血液が不十分だと本来の形に生成されず癖になってしまう事があります。

改善

頭皮をマッサージし血の巡りを良くし血行促進させる。

ビタミンE、ビタミンC、ビタミンB1、を摂取し血行促進させる。

ホルモンバランスの変化

幼い頃から思春期を経て髪質が変わってきたり3040代からうねる様になってきたという経験をした方は多いと思います。

これは年齢によるホルモンバランスの変化で

幼い頃はホルモンの分泌が少なく細くて癖が目立たなかったけど大人になるにつれてホルモンが増え太くしっかりする事で本来の癖のある髪質に変化します。

以前 エイジング毛とは~髪のアンチエイジング~の記事でもお伝えしましたが

加齢し3040代からホルモンの分泌が減少しエイジング毛となり髪が細くハリコシを失い癖のある髪質に変化します。

改善点

女性ホルモン(エストロゲン)を補う食事をとる。

エストロゲンと似た働きの「イソフラボン」を摂取する事でホルモンのバランスを整えてくれます。

豆乳、豆腐、納豆、味噌等の大豆加工食品にイソフラボンは多く含まれます。

毛穴のつまり

毛穴の汚れや皮脂が詰まってしまい髪が生えてくる際の障害となり癖になり生えてくる事があります。

改善方法

汚れに関してはシャンプー、トリートメント、流しが正しく行われていないケースが多いです。

以前の美髪に導く自宅での簡単ヘアケア方法記事でもお伝えしましたが

シャンプーは髪を洗うものと勘違いされている方が多いですが指の腹で頭皮をこする様に洗う事で毛穴の汚れを浮かして落としてくれます。

トリートメントは逆に頭皮にはつけない様に髪の毛先を中心に中間に馴染ませ流ことでトリートメントのシリコーンなど油分が毛穴を塞いでしまう危険性を防ぎます。

流しは洗うときと同様に指の腹でしっかり擦りながらすすぐことで不純物や油分の流し残しを防ぎます。

まとめ

生まれ持った遺伝による癖は自然な力で直すことは出来ませんが

後天的な癖に関しては普段の生活習慣やお手入れを正すことで改善できます。

上手にご自身の髪質とお付き合いして

良いヘアライフを♪

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