自宅での黒染め(セルフカラー)に潜むリスク
2016/11/18
黒染めをする理由といえば
就活、実習、転職など
の一時的な理由が多いかと思います。
なので
どうせ短期間だし....
家で黒染めしちゃおうかな...
という悪魔の囁きにより
黒染めセルフカラーをされてしまう方は多いのではないでしょうか。
どころがこのどうせ短期間だし手軽なセルフカラーで!
が命とりです。
長期間にわたりカラーリングのムラを生む始まりなのです。
今回はなぜ黒染めセルフカラーがそこまで悪影響を及ぼしてしまうのかを解説致します。
大きく分けて3つのデメリットをご紹介します。
明るくならない
どんな髪質にも明るさにも対応出来るように染料が物凄く
濃いです。
まさに漆黒と言っても過言ではありません。
例えるなら真っ白なタオルに墨汁をひたひたにつけたとしたら
洗濯しても綺麗に落ちないですよね?
洗剤で落ちなかったら漂白するしかないですよね?
なので市販の黒染めをした後はシャンプー(洗剤)ではもちろん通常のヘアカラーでももちろん明るくならないのでブリーチ(漂白)するしかないのです。
ブリーチをしたとしても明るさは出ますがなんと落とし穴が
赤みが出る
この理由は
金髪でもピンクでもアッシュでもどんな色味でも同じように黒くする為に
様々な染料が混ざり合ってます。
濃い青、黄、赤の3色が混ざり合って黒が形成されています。
以前の記事で
でご紹介した様に
色味の種類によってそれぞれ分子の大きさが違います。
青は分子が大きく髪の外側に染まり色持ちは良くないです。
赤は分子が小さく髪の内側に染まり色持ちは良いです。
黄は青と赤の丁度、中間です。
なので色落ちの順番が
青⇨黄⇨赤
の順番で抜けていきます。
その為赤みが残ってしまいます。
そして
傷む
健康毛の方でもハイダメージ毛の方でも同じ様に染められる様に
アルカリ度が高く設定されています。
ギシギシ髪になる事間違いなしです。
まとめ
市販の黒染めは手軽で簡単にカラー出来ますが
明るくならない
赤みが出る
傷む
の魔のスパイラルを味わう事になります。
サロンの黒染めなら
プロの目で髪質、状態、ダメージレベル、どのぐらいの期間持てばいいか、黒の度合いなど
一人一人に合わせて薬剤を調合します。
なので
明るくならないや赤みが残るや傷むという事はありません。
手軽なセルフカラーで様々な障害を抱えるか
今後の影響がなく綺麗な色味を楽しめるサロンカラー
を選ぶかは一目瞭然ですね♪
正しい知識で正しい選択をしましょう☆
良いヘアライフを♪